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飲める!ワンプレートおせち【レシピ有り〼】

くろ店長

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飲める!ワンプレートおせち【レシピ有り〼】

おせち料理はくろいさの最高のお供

もうすぐお正月ですね。お正月と言えば、凧揚げ・初詣で・お年玉、そしておせち料理。お正月には欠かせない料理ですね。

そしておせち料理に欠かせないのがお酒(鹿児島ではお酒は焼酎を指します:諸説あり)です。

この写真のおせち料理はご自宅でできますので、是非チャレンジしてみてください。

くろいさと手作りのおせち、素敵なお正月になりそうですね!!

おせち料理とは?

おせち料理は弥生時代に中国から伝わったことに始まり、江戸時代後期に現代に近い形になっていったと言われています。

中国から「節」という暦が日本にもたらされ、節ごとに収穫を神様に感謝する「節供」といわれるお供え物を行う風習が生まれ、1年間の作物の豊作や、無病息災、子孫繁栄などを願うために神様にお供えをして、無事を祈る行事が始まりです。「節供」として供えた作物を料理したものは「御節料理」と呼ばれ、おせち料理のもとになったとされています。

おせちが料理として定着したのは奈良時代から平安時代。弥生時代ではまだ風習だったおせち料理が料理として定着したのは、奈良時代から平安時代に、節の儀式が宮中行事として執り行われるようになったことによると言われています。唐の暦法にもとづいた節目の日に、不老長寿を願う儀式として「節会(せちえ)」が催され、「御節供(おせちく)」と呼ばれるお祝い料理が振る舞われました。

そして近代の江戸時代になると、おせちは正月の定番料理として受け入れられ始めるようになります。これが現代のおせちとして、今も受け継がれているのです。

つまり「おせち料理は神様に、「いつもありがとうございます。神様のために料理を作りましたので、今年もよろしくお願いします。」という思いを込めて食べるものなので、1年の最初のお正月にみんなで食べるようになったのではないでしょうか。

焼酎とのマリアージュ

くろいさにバッチリ合う、飲める!ワンプレートおせちを5品ご用意いたしました。

・数の子のクリームチーズ和え

・スパイス香る洋風なます

・エビのうま煮

・ごぼうのゴママヨ和え

・蒲鉾(市販品)

どの料理もくろいさと相性良かったです。おせちは色とりどりな色彩もさることながら様々な味が楽しめるため、全般的に焼酎との相性が良いかもしれませんね。

蒲鉾以外はレシピを掲載いたしますので、作ってみてください。

①数の子のクリームチーズ和え  材料(2人分)

<材料>(2人分)

  • 数の子(味付き)・・・一腹分
  • クリームチーズ・・・大さじ2
  • 練りワサビ・・・小さじ1/2
  • 小ネギ・・・少々

<作り方>

①クリームチーズは室温にもどし、練りワサビを混ぜ合わせておく。

②数の子はほぐして①に加えて混ぜる。

③器に盛り、小口切りにした小ねぎを散らして完成。

子孫繁栄を願うお正月に欠かせない食材の「数の子」。チーズとの組み合わせにお酒が進みます。練りワサビをきかせるのがポイント。


②スパイス香る洋風なます

<材料>(2人分)

  • 大根・・・5cm
  • にんじん・・・1/2本
  • 柚子・・・少々
  • ハム・・・2枚
  • 塩・・・一つまみ
  • クミンシード・・・小さじ1/3
  • A米酢・・・大さじ2
  • A砂糖・・・大さじ1~1.5
  • A塩・・・一つまみ

<作り方>

人参と大根は皮をむき細切りにする。塩をして、15分程おく。ハムも同じく細切りにする。Aは混ぜ合わせておく。柚子の皮は良く洗い、包丁で薄くむき、せん切りにする。

大根と人参の水分をきつく絞り、Aと柚子の皮、クミンシードを和えてなじませる。


③エビのうま煮

<材料>(2人分)

  • 有頭エビ・・・4尾
  • 料理酒・・・少々
  • 塩・・・少々
  • れんこん(1cm弱)・・・4枚
  • 酢・・・少々
  • A白だし・・・大さじ1.5 ※メーカーによって違うので最初少な目に入れてください
  • A水・・・200ml
  • A砂糖・・・大さじ1
  • Aみりん・・・大さじ1
  • A酒・・・大さじ1

<作り方>

(1)エビは酒と塩をふり5分程度置いて臭みを取り、背わたを爪楊枝で取り除(殻の隙間に爪楊枝を入れると取れやすい)。水で洗って水分をふき取る。 尻尾の先をキッチンバサミで切りそろえる。
れんこんは皮をむき穴と穴の間にV字の切り込みを入れ花れんこんにして、薄めの酢水にさらしておく。

(2) 鍋にお湯を沸かして、エビが「つ」の形になるようにお箸できゅとしながら殻が赤くなるまでさっとゆでる(ぐらぐら沸かした状態にするとエビが固くなるので注意)。ザルにとり、水気を切っておく。

(3) 小鍋でAを煮立たせ、れんこんを先に入れ弱火で2分程煮る。エビを加えてさらに2分ほど煮る。エビとれんこんを汁ごと保存容器に入れ、 そのままじっくり冷ます。


④ごぼうのゴママヨ和え

<材料>(2人分)

  • ごぼう・・・1/2本(80g)
  • 和からし・・・小さじ1
  • マヨネーズ・・・大さじ2
  • 白すりごま・・・大さじ2
  • A酢・・・小さじ1/2
  • A砂糖・・・小さじ1/2
  • Aしょうゆ・・・小さじ1/2

<作り方>

①ごぼうはたわしで良く洗い、5㎝程度の長さに切って太めの千切りにする。さっと水にさらす。

②鍋に1リットルのお湯を沸かして塩と酢(分量外、各小さじ1程度)を加え、水気を切ったごぼうを入れる。1分30秒程度ゆでる。

③ごぼうをザルにあげ水気を切り、熱いうちにポリ袋に入れ、Aと和える。空気を抜いて袋を縛り、粗熱が取れるまで待つ。

④ポリ袋の中の調味液を捨て、マヨネーズ、和からし、すりごまで和える。

地中に根を張り力強く成長するので縁起の良い食材とされているごぼう。お正月の定番のたたきごぼうを焼酎にあう一品にアレンジ。

今日はお店のみんなで作ってみました!!そんなに難しくないと思いますよ。

くろいさを飲み、おせちの意味を紐解きながらおせち料理をつつく。楽しいお正月になりそうです。

来年の抱負に「おつまみ作り一日一品」なんていかがでしょう?

さらにくろいさが進みますね。

この記事を書いた人

くろ店長

鹿児島生まれで、黒いものに目がなく焼酎とおつまみを愛してやまない熱血店長。好物は黒麹の焼酎〈黒伊佐錦〉と黒豚料理。

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